2015年06月25日

私は猿とは交尾をしない






私 「今朝6時半ごろでしたか、ドアにノックの音がするので外に出てみたところ、先生のお孫さんのるみちゃんが唐草模様の大きな風呂敷をしょって立っていました。先生のご著書『私は猿とは交尾をしない』があさって発売となるのでプレミアム価格で予約してほしいということでした。ちょっと高いなとは思ったのですが、先生のお孫さんということで20ユーロをお渡ししておきました。
私は正しい行いをしたでしょうか?」

先生 「行いは常に正しいものです」

私 「あ、そうなんですね。あやまちを犯したのではないかと心配していました。それにしても『私は猿とは交尾をしない』、あいかわらず刺激的なタイトルですが今度はどういう内容ですか? ルイ14世の伝記かなんかですか?」

先生 「私たちの住んでいる海辺の某避暑地、名前はここでは公表しませんがはっきり言ってチピオナ市役所の汚職を扱った暴露本です」

私 「あ、ついにそこまで来ましたか」

先生 「来ましたね。市民を対象としたゆすり、たかり、司法および一部市民との癒着などの詳細が記されています。チピオナ特産のマスカットワインを飲みながら読むと『源氏物語』を読んでいるような錯覚を覚える重厚な仕上がりとなっています」

私 「先生がまさにこの時期にそういった暴露版を出版されるということは、それなりの理由があるとお見受けしますが」

先生 「今暴露しないでおくとゆすりがひどくなり、ひいては巨大地震あるいは大災害を誘発する恐れがあるのです。別にそういうことが起きてもかまわないんですが・・・起きるときは起きるので」

私 「やっぱり。それは私も夢で確認していたことでした。今回の御本はおばちゃま(オバマ大統領)に一冊プレゼントするのだとるみちゃんが言っていましたが」

先生 「おばちゃまにはプレゼントしますが、月のおじちゃま(ローマ法王)には定価で500冊買ってもらうことになっています。もちろん郵送料も向こうもちです」

私 「その待遇の違いはやっぱりあれですか、ポルトガルの覇権争いと関係してますかね?」

先生 「まさにそこが争点です」

私 「ということで、今日のおやつはシナモンをたっぷりとかけたブラマンジェです」

先生 「先々お世話になります」

私 「お後がよろしいようで」










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